2012.9 廃棄物減量化講習会

「廃棄物減量化講習会」開催のご報告  

 

                                              

 平成24年9月26日、廃棄物の減量化に実績のある企業の取組事例等を紹介し、より環境に配慮した企業の取り組みを支援するため、シンポジウム「廃棄物減量化講習会~ゼロエミッションを目指して~」が綾部市中央公民館で開催されました。 

 

◇講演概要◇

 

開催日時 : 平成24年9月26日(水)午後1時30分~4時

場   所 : 綾部市中央公民館

主   催 : 京都府(中丹西保健所・中丹東保健所)

         一般社団法人京都府産業廃棄物3R支援センター

参加者数 : 102名

 

 

挨拶

 

 講習会の開催にあたり、京都府中丹広域振興局の木村局長から挨拶がありました。

 挨拶の中で、京都は地球温暖化防止における京都議定書誕生の地であり、循環型社会、低炭素社会づくりを進めていること、また、京都が目指すビジョンは歴史、暮らしの知恵を生かした環境型社会の構築であること、当講習会をきっかけとして廃棄物の減量化、経営のイノベーションにつなげていただきたい旨のお話がありました。            

    

  

 

特別講演「残されたごみ問題~アラカルト~」

             

         

 

 

 

 

                              

 

  特別講演として、京都大学環境科学センターの浅利美鈴助教から「残されたごみ問題~アラカルト~」と題し講演がありました。

 講演では、家庭から出てくるごみを集め、どういう性状を持っているか調べる「ごみ調査」を通して、ごみの変遷や食品ごみの特徴についてお話があり、また食べ残しの問題についても自給率のことを考えると非常に深刻な状況であるとの認識が示されました。また3Rについて、現代は大量生産、大量消費、大量廃棄の時代であるが、付加価値の高いものを作り、資源とエネルギー量を出来るだけ減らす努力が必要であり、リサイクルよりリデュース、リユースに重点を置いた知恵を絞りだすことが重要であると述べられました。

 

講演「(社)京都府産業廃棄物3R支援センターの紹介

  

 

  支援センターの新井センター長から、産業廃棄物の3Rを推進する事業者を支援するため、京都府内の産業界、廃棄物処理業界、行政機関等が集まって設立されたこと、またゼロエミッションアドバイザー派遣事業や3R情報提供事業等のセンターの事業内容について説明がありました。さらに3Rのポイントや処理委託のポイント等センター作成の冊子を利用し、廃棄物の減量を促進いただきたい旨述べられました。

 

 

「ゼロエミッションへの取り組み」

 

 SECカーボン㈱中村氏は、SECカーボン㈱におけるゼロエミッションへの取り組み(大量に発生する廃レンガ、コンクリートや脱水汚泥をどのようにリサイクルしたらよいか情報収集しながら実現させた)事例を紹介されました。また、ゼロエミッションアドバイザーの派遣において、受けたアドバイスを実践することにより、さらにリサイクルが進められた内容について説明されました。

 

   
   

「廃棄物の減量・リサイクルの取り組み」

 

 日東精工㈱の上柿氏は、廃棄物の減量・リサイクルの取り組み(ネジの製造工程で大量に発生する廃アルカリを「アルカリ洗浄液浄化プロジェクト」を立ち上げ、浄化装置を作成することにより、リサイクルを進めた)事例を紹介されました。また、事業所から出る色々な種類の廃棄物の分別方法を書いた分別辞書を作成したり、誰が出したごみかすぐに分かる分別保証ラベルの添付など、事務的な分別廃棄のきめ細かいところまで徹底した取り組みについて説明されました。

 

 

「排出事業者による産業廃棄物の適正処理と3Rの進め方」

 

 

 

 (社)京都府産業廃棄物協会の石田副会長は、廃棄物の適正処理を確保するためには、正しい契約、マニフェストの管理、処理実態の確認が重要であることを指摘されました。また、3Rの効果として、処理費用の削減や生産コストの削減とともに、CSR活動等にも寄与するものであること、3Rに取り組むためには設計の段階からの取り組みが重要であること、廃棄物を集積する段階で分別を徹底すべきであること、さらに処理業者とのパートナーシップの構築が重要であること等を述べられました。

 

 

 

「3R活動による環境経営」

 

 

  NPO法人KES環境機構の山下氏は、ゼロエミッションアドバイザーの視点から、3Rに取り組む時には品質管理、工程管理や在庫管理等における無駄を取り除くことが重要である。また3Rに関し、リデュースでは設計部門における長寿命製品や部品点数の削減、製造部門における歩留まりの改善や適正在庫、リユースでは、保守の容易な構造設計や端材の再利用、梱包資材の再利用、通い箱の耐久性を高めるといった取り組み、リサイクルにおいては、分別できる構造設計、回収ルートの確立や廃棄物処理業者との連携が重要であると述べられました。

 


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